そういや

昨日兄上が亜米利加に旅立つのを見送りに行った際、兄貴の嫁さんの姉上夫婦も見送りに来てくださいました。姉上夫妻には小学校3年生の息子(ユウタロウ)がいるが、搭乗口でしばしの別れを前に泣いている兄貴の嫁さんを見て、どうして泣いてるの?、彼は言っていた。小学生だから寂しさってのがわからないのかな、とその時は思ったが、今日になってまた違う風に思うようになった。ヤツの言うように別に悲しむ事なんてないんじゃねーかと。小生は兄上夫妻と母親を乗せて成田まで車で送ったが、道中、兄貴は「ただちょっと遠いところに出張に行くだけ」と言ってた。兄貴が大学の2回生だった頃、英国へ短期留学に行ったが、本人曰く、そのときの「ちょっくら行ってくるわい!」という感覚と大して変わらないんだとさ。海外赴任が決定したとき、親父は「お前は寂しいなんて思うな。嫁さんが寂しいのは当たり前なんだから、そういう事を感じ取ればもっと寂しがるぞ」とか言ってたみたいだが、兄貴はそれを聞いてか、寂しい素振りを一度も見せなかったし、出張感覚なんだよ、と言ってたのかもしれない。ホントは兄貴が一番寂しいんやろな。そんな時に漏れらが寂しがってどーする。一発かまして来いや!くらいの勢いで送り出したれ。そう思いました。兄上は2月末の出産の時には一度戻ってくると言うてはった。また成田に兄上を送迎しに行くことになる。その時は気合いを注入したいとおもいますた。